去る2013年4月11日午後6時過ぎ、サラが15年6カ月の生涯を閉じ、痛みも苦しみもない世界へ旅立ちました。
アインもシュタインも越えることができなかった15才の壁を何食わぬ顔で迎えましたが、膀胱の内部にできた腫瘍と老いには勝てませんでしたが、亡くなる前夜のご飯も自力で食べ、水も飲んでいました。
亡くなった日は、朝から食事を受け付けず、水も2~3度舐めた程度。前日から少し呼吸が荒かったのもあり、突然の変化に「今日、明日かな?」と予感していました。
残念ながら息を引き取る瞬間は見守ってあげられませんでした。ひょっとしたらサラは見られたくなかったのかもしれませんが、最後の最後を見届けられず、とても悔んでいます。
3頭目の旅立ちですが、こればかりは慣れたりすることはできませんね。
寂しさは最後の1頭だったので、かなりあります。でも悲しさはアインやシュタインと別れたときの打ちひしがれたような悲しさとは違い、少し表現が変ですが「飼い遂げた」充実感のような変な感覚です。でもやっぱり別れは悲しいです。
その悲しみを1分、1秒でも先送りにしてくれたサラに感謝の気持ちでいっぱいです。
またサラに会いたい。
もちろん、アインにも、シュタインにも。